
メル友がいて便利だと感じるのは、何と言っても職場や親類関係とは全く別物で「利害関係を考えず話ができる」ことだ。
「ちょっと誰かに聞いてほしいが、日常を共にする人には言いにくい。」という内容もしがらみなく話すことができる。
「友達に聞いてもらうには申し訳ない愚痴」も聞いてもらえたり、あわよくばアドバイスを添えて返信がもらえたりもする。
何故ならそもそも、メールをうつのが好きな人が「メル友登録サイト」に登録しているので、すぐにメールを返信してくれる人が多いのだ。
しかも何人いても構わないので、様々な意見を聞くことができ、かなり勉強になることもある。
気が合えば、男女問わず実際に会ったりもできるし、気が合わなければメールの返信をやめてしまえばいいだけのことだ。
最初はそんなに期待せず始めたものの、共通の話題があると、案外盛り上がったりする。
もし、あなたが色気のある話が好きなタイプなら、その同じ類の話題が好きな人と大いに盛り上がればいい。
どういうタイプが好きなのか、気軽に語り合い、周りにいる知り合いを紹介しあってもよい。
そうこうしているうちに、「知り合いネットワーク」が広がり、いわゆる「友達の友達はみんな友達」状態になる。
出会いの可能性が格段に広がるのではないだろうか。
気楽に飲みに行ったり、食べに行ったりして忌憚なき意見が言える間柄から、恋愛対象に、というのは世の中よくある話だ。
いきなり自分のメールアドレスを知らない人に教えるのが怖い、という人は、サイトを利用するといわゆる「直アド」を相手に知られずに済む。
「メル友サイト」をうまく利用し、少し自分の日常が豊かになったり、メル友の生活に彩りを添えたりするのは悪くないのではと思う。